爺さんが連れてきた極道

ガラの悪い爺さんと
台の争奪戦
台を確保する為に
爺さんがいない日に
ダッシュで爺さんの
台を強奪
爺さんの脅し
爺さんが連れてきた
極道



家族の借金身内の借金 

極道連れて来たろーか?

爺さんが背後から喋った脅しが耳に残ります。

ホンマに連れて来るのかな?

それやったら逃げなアカンやろー。


でもあの爺さんのハッタリかもしれんし・・・・。

ハッタリやったらまんまと嵌められる事になるし。

いろいろ考えながらも、不安になりながら

ダラダラとパチンコをし続けていました。

不安な気持ちとは正反対にパチンコは絶好調

滅多に無いような出だまと、高確率の恵まれた

展開です。ビビリながらもついついパチンコをしてしまい。

時刻は夕方になっていました。


ふと横を見るとまたあの爺さんが歩いてきた、

ガラの悪い奴を3人連れてやって来た。


ヤバー・・・。逃走せんと・・・。

しかも一人は俺の知っている奴や・・・。

隣の中学校の1学年上のAや、久しぶりに見たけど

小指が1本無くなってる・・・・・・。


アカン逃げるぞ、慌ててパチンコ台の上の呼び出しランプを点灯させ、

大声で通路を歩いている店員を呼ぶ。

店員さん!早く来て!パチンコ止めるわ!


店員さんを2人呼んでパチンコを止めることを告げ、

出玉を交換してもらう。


爺さんと3人は俺の周辺の台に座ってこちらを見ている。


こいつか話の奴は!

一人が話をした。

こいつ知ってるわ!

隣の中学の1学年上のAが言った。(俺もお前知ってるわ・・・・。)


ビビリながら爺さんと3人の話を聞いていた。


すかさず爺さんに話しかけた、爺さんこの台はあんたの台や!

俺はもう2度とこの台で打たんわー!

そう言い残してこの店を飛び出すように逃げてきた・・・。

ヤバイかった・・・・。何とか無事に逃げたけど・・・。

何でパチンコでこんなトラブルに巻き込まれるの?

欲に目が眩んで判断能力が落ちていたのか?


後で分かった事ですが、あの爺さんはこの店の店長と

深い関係があったそうです。

この爺さんが店長に釘を空けさせて、その台を打つ。

そして儲ける。その代わり店長にいくらかのお金を握らせている。

そういう関係だったらしい。



その後の爺さんの話です。

当時は釘を大きく開いて勝たせていたようですが、

数年前この店を覗いたときには、様子が変わっていました。


爺さんは毎日その後も勝っていたのは同じなのですが、

釘は他の台と同じ調整でした。

でも爺さんの台だけがいつも出ていました。

不思議ですね。



        家族の借金身内の借金ホーム